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タピオカに3時間並ぶようなJD(女子大生)の生態例

某大学AO入試実技(作文)試験再現回答【再掲】

 H31年度某大学のAO入試実技試験の再現回答再掲しときます。答案の後の解説もどきもAO直後書いたやつだから調子乗ってるよ。だいぶ見苦しいよ。見るに耐えなくて見直さずにのっけてるよ。

 ちなみに二次試験成績開示は三段階評価の最低ランクでした。センター爆死の時点で実技満点とっても不合格だったから当然だね。

(センター:実技=2:1)

 

 

 

問一

 ペットボトル、ティーポット、りんごを描写しなさい。この時ペットボトルはアルミホイルで形がわかるよう完全に覆うこと。

 描写対象物は被っても良いが、その形がわかるよう配置すること。

 


(略)

 

 

 

問二

 問一でペットボトルは完全にアルミホイルで覆われている。よって直接見ることは出来ない。私達はアルミホイルの形からペットボトルが中に包まれていると考える。それは本当にペットボトルがあるといえるのだろうか。もし今夢を見ているとすると、ペットボトルのみならずりんごやティーポットも現実世界には存在しないことになる。この世界は人間が知覚し脳内に構築したものでしかないともいえる。

 以上のことを踏まえて、「描画対象物は存在する」といえるか。あなたの考えを1000字以内で論じなさい。

 

 

 

だいぶうろ覚えですがこんな感じ。設問的にペットボトルが主人公っぽかったのでペットボトルをセンターにして描いた。いやもうデッサン楽しいね楽しかった。

 

 

 

↓小論(再現)

 「描画対象物は存在する」といえると考える。なぜなら私たちは日常的に「世界は存在する」と考えているからだ。

 まず、私は存在する。「我思うゆえに我あり」という言葉が表すように、私が今存在していると考えているからだ。私が実は人工知能で、考えていることが錯覚である説も完全には否定できない。が、設問より世界を知覚する人間の存在がわかるのでここでは否定できるものとする。私達は科学技術を利用して生活している。科学は「世界は存在し、数値化して分析できる」ことを前提として成立している。つまり私達は「世界は存在する」と考えながら暮らしているといえる。また世界が存在すると仮定した場合、世界の一部を物理的に構成する描画対象物も存在する。

 ここまでで「世界は存在する」と考える私たちと、世界が存在すると仮定したときの描画対象物の存在が確認された。次に世界の存在を確認したい。しかし「世界5分前説」を否定できないことからわかるように、世界の存在を証明することは不可能だ。そこで世界の定義から考え直したい。

 私は以前友人たちと「スワンプマン」という思考実験について数時間話し合ったことがある。ある人間が沼の前で雷に打たれて死んだ。同時に未知の力で沼から同じ人間が生まれた。原子の位置に至るまで再現されたその人間は、記憶や趣味など全てが同じだった。その人間は何事もなかったように沼をあとにする。この人間は沼に来る前と来たあとで同一人物といえるだろうか。私たちの出した答えは「いえる」だった。その人をその人たらしめるのは、肉体ではなく人格であると考えたのだ。私や友人含め全世界の人間がスワンプマンに入れ替わったとしても、世界は変わらないと結論づけた。

 これは人間以外の生物や無機物にもあてはまると考える。もし世界の全てのものにスワンプマン化現象が起こっても、世界は何も変化しない。世界を世界たらしめるのはそれを認識する私たち人間だ。「世界は存在する」と考える私たちが存在する以上、世界は存在する。したがって「描画対象物は存在する」といえるのだ。

 これはあくまでも限定的な世界の存在証明である。よって設問の鍵かっこは必要不可欠だ。

 

 

 

推敲ろくにできない紙原稿で、デッサンしながらの構想2時間、書き上げ1時間。理論にめっちゃ穴あるだろうし筋も通ってそうで通ってない気がしてる。でもまぁ他の人に比べたら書けてるだろ!!

 

 

 

▶「我思うゆえに我あり」

 


 デカルトの有名なあれ。書いてる最中は「誰だっけ〜ニーチェだっけ〜」ってなってました名前出さなくてほんとよかった。AIdentityがとっても役に立った。るっちょくんはじめ3Bのみんなほんと大好き!!!!!

 


 以下wikiより引用

 全てについて疑うべし(De omnibus dubitandum)という方法的懐疑により、自分を含めた世界の全てが虚偽だとしても、まさにそのように疑っている意識作用が確実であるならば、そのように意識している我だけはその存在を疑い得ない。「自分は本当に存在しないのではないか?」と疑っている自分自身の存在は否定できない。―“自分はなぜここにあるのか”と考える事自体が自分が存在する証明である(我思う、ゆえに我あり)、とする命題である。

 


wikiのリンク

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/我思う、ゆえに我あり

・AIdentityのリンク

https://youtu.be/TCGSLP1T9Sw

 

 

 

▶「世界五分前説」

 


 割と有名な話なので知ってる人も多いはず。はず。一般的には「世界五分前仮説」って言われてるそうですね間違えて覚えてた。意味は通じるしセーフ。涼宮ハルヒの憂鬱はこれ。2年の夏に参加した夢ナビライブで哲学の教授(?)が「五分前仮説を否定することはできない」って断言してた。色々印象的すぎて忘れられずにいたら役に立ったよ!!前にお兄ちゃんや親にこれに関する自分の考えを伝えようとして1mmも伝えられず、めっちゃ悔しい思いをしてた。今回書き起こしたやつ見せて伝えられたのでリベンジ成功です👍

 


 以下wikiより引用

 世界五分前仮説(せかいごふんまえかせつ)とは、「世界は実は5分前に始まったのかもしれない」という仮説である。

哲学における懐疑主義的な思考実験のひとつで、バートランド・ラッセルによって提唱された。この仮説は確実に否定する事(つまり世界は5分前に出来たのではない、ひいては過去というものが存在すると示す事)が不可能。

 


wikiのリンク

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/世界五分前仮説

 

 

 

▶「スワンプマン」

 


 去年の冬に🍊🐦✈️と遊んだクトゥルフTRPGシナリオ。

 スワンプマンについての詳細、というか僕の小論自体がシナリオのネタバレなので、詳しい解説はしません。リンク載せてる動画を見てくれ。面白いから。大丈夫、僕のまどろっこしい文をここまで読めた君ならきっと気に入る。

 クトゥルフは知ってる人も多いよな!!ラブクラフトって小説家が書いた「Call of Cthulhu」って小説からはじまった、架空の神話体系。邪神様がうじゃうじゃいる。クトゥルフTRPGはそんな世界でテーブルトークRPGするゲーム。

 TRPGではざっくり言うと、自分のアバターとなるキャラクターを作って動かして、事件を解決したり化け物と戦ったり怪奇現象から帰還したりを目指す。例えば机調べて情報を集めたりするんだけど、事前に決めておいたキャラクターの能力値で「調べる技能(目星やら聞き耳やら図書館やら)」が成功するかどうかをサイコロで決めていく。失敗したら机壊しちゃったりしちゃう。割とよく鍵穴が壊れる(初期値チャレンジ:成功率1%の犠牲になったんじゃ……)。情報や事件の進行管理をするのがゲームマスター

 あんなめっちゃめんどくさいシナリオのゲームマスターやってくれた🍊ちゃん、本当にありがとう。今でもちょくちょく思い返すくらいにはとっても好きな回だった。話し合ったとか言ってるけど本当は道中ほぼほぼ意見割れずじまいだったんだよね……。充分楽しかったけど意見割れてたらスリリングだったのになぁ。小論で示した結論は僕が都合のいいように細部を改変してます注意。ちなみにシナリオ中、僕のキャラのせいで✈️のキャラの高級車のドアが大破した。正直すまんかった。

 


・この動画見ればだいたいTRPGの楽しさがわかるよ

https://youtu.be/_6PupA6-zak

・スワンプマンのシナリオ元動画

ゆっくり×ぷよキャラで冒涜的なTRPG実況第一話 http://nico.ms/sm17349615?cp_webto=share_others_iosapp

・そのシナリオでめっちゃ意見が割れてる楽しい動画(未完)

【CoCリプレイ】沼男《スワンプマン》は誰だ? 第0話【うごクトゥルフhttp://nico.ms/sm25832985?cp_webto=share_others_iosapp